ミニモトと呼ばれるカテゴリーがあります。
キッズバイクなみの車体に、125cc前後のエンジンを積んだもので、大人が乗れる車体となっているのが特徴です。
こうしたバイクが現れたのは、コピー製品をどんどん出してくる中国という存在があることがカギとなっています。
中国には昔からコピーバイクがありましたが、今は日本からのオーダーでそれを派生させた車両を作ることなどもあるようで、そんなひとつにミニモトクロス車両があるということになります。
そしてそうした車両が出回る手段として、インターネットの存在があります。ネットオークションを利用して販売している例が多い。
で、だ。
1台買ってしまいました。
何たって、35500円ですから。
1桁万円なわけです。新車ですよ。
そうして宅急便でとどいた荷物。
2人で持ち上がる重量です。前後片側づつならば一人で簡単に持てますから自動車への積み卸しは楽勝です。
当面車載にはこの梱包ベースを使用しようかと思っていますが、分解するのが面倒なのでどうするべきか。
・・・そうです。車に積んでいこうと。BACKtoOFFroad第1号ではストリートマジックをワゴン車に積んでいますが、時代は繰り返される・・・
フロント14インチ、リヤ12インチという小径のホイールにモトクロスタイヤを履いています。
ホイールは鉄と思われますが、そもそも性能云々を語る車両と価格ではないですから。ブレーキは2ポッドの油圧ディスクが前後に付けられており、豪華な仕様となっています。性能は知りませんが・・・
冒頭を見ていただくとわかるように、この車両には保安部品が付いていません。
登録に必要な書類はあり、フレームナンバーも刻印されています。保安部品を取り付ければ登録が可能です。あくまで自己責任ですが。
全て取り付けて登録を済ませ、自賠責保険も加入できました。
で、この保安部品ですが。
42000円ほどかかっています。車両より高いです・・・
車体が小さいですから灯火類も小さなものを選択します。
ヘッドライトはUFOの2灯式。この手のライトは嫌いなんですが、どうせ夜は走りません。光れば良いです。このモデルが一番コンパクトでしたし、最近の昆虫系デザインよりはおとなしいので許容します。YAMAHAブルーなので少し色合いが違いますが、まあ良しとしましょう。
リヤフェンダーはアチャルビスの一番小さいものを。LEDのテールランプ付きです。
そして電装系については、こんなものを利用します。
必要な部品を取りそろえてキット販売しているもの。オフロード用品大手のDRCのものですから、オフロードバイクに特化していると考えて良い。レーサーモデルに電装を取り付けるためもので、
ウインカーリレー
ホーン
ブレーキ用油圧スイッチ
集中コントロールスイッチ
メインスイッチ
バッテリーボックス
がまとめられています。ウインカーとテールランプ付きリヤフェンダーも含まれるキットもありますが、大きさの点からこちらを選択。
この中で一番の特徴は、バッテリーボックスです。
なんと、単三電池8本で12Vを作るものです。
これはこれで大ありですね。滅多に乗らないものですから、通常のバッテリーでもすぐに上がってしまいます。乾電池は車体からの充電はできませんが、100円ショップなどでは4本100円。200円で1日走れるでしょう。灯火類は全てLED、ホーンやウインカーもIC式で電力は少なくて済みます。ヘッドライトは流石に点灯出来ませんが、集中コントロールスイッチにはヘッドライトのスイッチもあります。
さて。現時点ではまだ走れません。
これから冬の間に少しずつ仕上げていき、シーズンに備えましょうか・・・