File66 沖縄を喰らう
日本全国名物いろいろあれど、今はどこの名産も食べられる様になってきました。
そんな中で、やはり中央から距離のある地域には名産と呼ばれるものが多いようです。それは流通が少ないということかも知れません。
沖縄と言ったらやはりこれに尽きるんじゃあないでしょうか。
ゴーヤチャンプルー。
ゴーヤ=ニガウリですから、苦みを残すか消すかが調理の方向性になる。厚めに切って青みを残したここの店は苦みを残した仕上げ。沖縄で食べるなら肉はスパムのものとしたい。
ラフテーは煮豚。脂身たっぷりの豚肉ブロックを甘辛く煮たもの。
同様に煮豚ですが、骨付きになるとソーキとなり、沖縄そばの具となります。
ソーキ蕎麦も沖縄を代表するものですね。
また炊き込みご飯もジューシーと呼ばれます。これも美味。
島豆腐なんかも。酒のつまみとして・・・
そして、飲む方もいろいろあります。ビール党ならオリオンですが、ここは泡盛も避けては通れません。
泡盛の中でも貯蔵期間が長く度数の高いものを古酒(クースー)と呼びます。
これは「かねやま」の20年もの。薄めずにストレート&チェイサーで味わうと、チョコレートの様な甘みと香りを感じます。
このあと15年ものも少しいただいたのですが、全然別物でした。15年はまだアルコールっぽさが抜けていません。
酒も年数を重ねると、まるくなる様です。あたかも人生のように・・・
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