編集長の執筆室
年始来本業が忙しく、先号に至ってはほぼ丸投げとなったＢＡＣＫｔｏＯＦＦｒｏａｄ。
未だ状況が変わったわけではない。だが、春になってジッとしているのも何だ・・・ということに。
となれば。
なぜに「こだま」か。
朝が遅かったので遠くへは行けない。いつもの近鉄でも良かったが、今回は趣向を変えた。
時間の自由がききやすい新幹線を選んだのだが、東京まで２時間を楽に切る今の「のぞみ」では時間が短すぎる。普段の利用ならまず使うことのない「こだま」は各駅停車でたっぷりと時間がある。
そして極めつきに空いているということ。執筆にはこれとない条件だ。
車両は３００系だが初期の「のぞみ」型であるわけで。窓の色が１枚だけ青っぽいのは割れたりしたのか・・・
東京までは、行かなかった。
新横浜で「こだま」を捨て、降り立った駅は桜木町。
実は愛用のカメラに新しいレンズを入手していた。ＳＡＬ７０３００Ｇ。αのＧレンズとは写りを求めた高級レンズに与えられる称号だが、７０−３００ｍｍでＦ４．５〜５．６というのは運動会レンズと言われるお父さん向け・・・俺には必要ない物だが。
そこで選んだ被写体は、動物。
７０−３００は運動会レンズであるとともに動物園レンズでもある。
動物園なら名古屋の東山で十分。あるいは東京なら上野か。
だがそれらは混んでいるだろうし。
あえてここは野毛山を選んだわけだ。
檻の中のキリンは背が高いから、少し遠目の高いところから長いレンズで追えば良い。
クジャクは羽を広げてくれなかった。だからあえて顔をアップで狙ってみる。
Ｇレンズの３００ｍｍが威力を発揮してくれる。これがＶａｒｉｏＳｏｎａｒの８０ｍｍではよっぽど寄らないと行けないから、動物は逃げてしまうかあるいは襲われる・・・
帰りは、Ｎ７００系を選んだ。かれこれだいぶ経つが、未だ１回しか乗れていない。
そして乗ってみたかったのはこれ。
振動の少ないＮ７００系において、グリーン車はどんなものなのか。
・・・って、ここまで書いたところで名古屋に着いちまったよ。やっぱり速えーな、「のぞみ」は・・・
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