File59 天ぷら油処理パックは使えるか

 オイル交換は自分でしますか?

 いつもツーリング前夜にやったり朝一でやったりするので、必然的に自分でやるのですが、その場合に廃油の処理が必要になります。廃油処理パックが便利なのでそれを使うわけですが、ホームセンターなどで手に入るものはたいてい自動車用、容量がかなり大きい。バイク用の小容量のものはバイク屋に行かないと売っていないことが多いです。大は小を兼ねるので何ら問題はないのですが、1リッター少々の処理に6リッター用って・・・

 そこで、試しにこんなものを使ってみました。
 天ぷら油処理パック。



 500ml用が3個入ったセット。多くのオフロードバイクならこれで処理可能な量ですね。
 DR250Rは全容量で1.6リッター、交換容量で1.1リッターと書いてありますが、1.3リッターぐらい必要な様です。1.5リッター以内ですから大丈夫でしょう。



 準備します。
 天ぷら油処理パックを1セット、それにポリ袋と箱を用意します。ポリ袋はスーパーの袋で良いでしょうか。箱はティッシュペーパーの空き箱を使ってみました。高級タイプの箱が大きさ的に良いようです。



 テイッシュ箱を切り開いて受け形状にします。



 スーパー袋を入れます。開いた部分をアオリに使う様にします。



 処理パックは50度以下で使えということですから、走行後の仕様は出来ません。もっとも熱くては危険ですから冷えた状態が良いでしょう。油温計を見ていると、暖気だけですぐに60度ぐらいまで行きますから。
 この外袋は漏れないように処理されたもので、そのまま使いたいところですが、500mlごとに入れ替えるのは面倒です。



 中身だけを使うことにしました。吸湿性の良さそうな紙系の素材です。



 テイッシュ箱の中にちょうどうまく全部が並びました。



 さてオイルを流します。直接ドレンから受けられるので手間は不要です。



 すべて排出しきった状態です。完全には吸収し切れていませんか。もう少し時間が経つと吸収するかな?
 天ぷら油は固めるものが主流になっているので、これも手に入ることが少なくなっています。準備も面倒だし、大きくても普通のオイル交換パックを使った方が良いかな・・・

 この後の処理については、各自治体によって扱いが違います。ゴミ出しのルールに従って処置してください。

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