第33回 国道477号線

 国道477号線は、大阪北部からぐるっとまわって三重県四日市までをつなぎます。



 能勢電鉄の一の鳥居駅付近から始まるこの国道。ほとんどのルートが山間部を走ります。
 阪神高速の池田から何ほども走っていませんが、ここからは突然山の中に入って行きます。



 新世紀とは気合いの入った名前だね・・・



 京都亀岡あたりで国道9号線に一旦吸収。日吉など林道の多い地域ですからオフロードライダーにはおなじみ。
 八木で9号線と別れ、おおよそ国道とは思いにくい路地を行く。



 街からはなれて山へ出た。ここから京都北部の狭い山道を延々と行くのである。



 花背峠もオフロード乗りには馴染みの場所。もはや晩秋と言える寂しい風景。



 ここまでも十分狭い道だったが・・・
 すでに林道と見まがわんばかりになってくる。



 鯖街道に合流。途中峠を越えれば京都を離れて近江へと進んでいくのである。



 国道の一部に有料道路の琵琶湖大橋がある。沿線の見せ場の一つ。



 こうして近江の国へたどり着いたわけですが。
 国道8号線をクロスし、竜王を経由する。

 竜王にはとある場所があるのだが。

 あの場所を本当に走って良いのかは、はっきり言ってよくわからない。所々に「絶対に入らないでください」と言う立て看板もある。確かにそのあたりは走っているひとも見かけなかったが・・・



 ここで曲がります。



 また曲がります。



 ここも曲がります。



 え〜、曲がります。



 あ〜曲がりますよ。



 よいしょっと。曲がろうかね。



 えっ、曲がれって?



 ここは曲がらなきゃしょうがないわな・・・



 またかいっ!

 ・・・いい加減何回曲がったかわからなくなりました。この様な状態の道を国道として一本にまとめること自体に無理があるように思うのですが・・・



 さて、気を取り直して峠越えに挑むとする。
 かつてはここも有料道路だった鈴鹿スカイライン。冬季は積雪のために通行できなくなる。



 武平峠を越えれば伊勢の海が見える。



 四日市のシンボル、工業地帯の煙突が見えてきた。



 国道1号線にたどり着いて紆余曲折の旅は終了する。
 見所は・・・少ないが、走り応えは結構ある道です。いろんな意味で・・・


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