File58 トマト丼

 ファンデューロに乗り始めたのは8月。それまで1年余りバイクに乗っていなかったため、体慣らしのつもりでまずは近場に出かけてみました。岐阜の下呂温泉、名古屋からは片道120kmぐらい。
 ソロツーリングではなかったため、せっかく下呂に行きながら温泉には入らず。では何を目当てに?それはこれ、「トマト丼」です。
 菅田庵というお店が考案した下呂の新名物とか。名前のイメージ的にはちょっとまともな想像が出来ないんですが、意外と人気が出ているらしいです。
 菅田庵の場所は、温泉街のある川沿いの方ではなく、R41の北側。下呂温泉合掌村の隣にあります。すみません、こんなとこに合掌村あるのワタシ知りませんでした…ボンネットバスなども走ってますね。なかなか力入ってます。
 平日ながら、結構多くのお客さんで賑わっていた菅田庵。もちろんそのほとんどがトマト丼を注文している様子。
 トマト丼は、簡単に言えば牛丼の上にトマトのざく切りが乗ったもの。トマトはこの地方名産のフルーツトマトとか。もう一つ、こちらも名産の舞茸が牛丼の中に入ってます。小さい器の蕎麦が付いて800円なり。
 味の方は、まあ美味しい部類に入ると思います。トマトとご飯を一緒に口に運ぶのはトマトが嫌いな人、いや好きな人でも敬遠しそうですが、思ったよりまともな味でした。ただ、牛丼だと思って食べると違和感あります。トマトよりも舞茸の方が牛丼とは異質の味を作り出してますね。「トマトを見事に和の食材として…」なんて店内のポスターに書かれてましたが、舞茸の風味+トマトではむしろイタリアン、リゾットのような感じかと。
 味は大丈夫ですが、800円という値段に見合った量だとは…ご飯は普通の茶碗一杯分も無いでしょう。一応これが昼食だったんですが、これだけでは足りませんでした。なので五平餅など他にも注文してます。ただし、全体的に値段は高め。
 あと、女将さんがかなり濃い目です(謎)若い男性はターゲットにされる恐れがありますので、一応ご注意を…
 あ、トマト丼は是非一度食べてみてください。
写真・文 : 河村 敬

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