File52 廃止されるハイウエイカード

 突然、こんなニュースが流れてきました。8月11日のことでした。

http://www.jhnet.go.jp/topic/highway_card/

 そして、翌12日には、あらゆる料金所に案内が貼られ、チラシが山積されていました。



 ハイウエイカードが、全廃されることになりました。
 3万、5万のカードが廃止されたのもつい先般のこと。高額だけでなく全てのカードの廃止は、大義名分としては偽造対策がひとつ、しかし本筋はもう一つのETCへの一本化でしょう。
 ETC装着車もやっと増えてきたな、というこの頃。それをさらに加速していこうとするものですね。

 ハイウエイカードとETC、便利さではそれはもうETCの方が断然上になるでしょう。しかし年に何回高速に乗るか、という状態の運転者がかなりの数をしめていると思われる長期連休などの姿を見るに、全てがETCを装着するなど考えられないもの。

 ハイウエイカードが無くなっても、クレジットカードでの支払いは続くものと思われる(これに関するアナウンス無し)
 道路公団の高速道路はほとんどクレジット使用可能ですが、都市高速や一般有料道路では使えないところがある。そんなときにハイウエイカードの他に、回数券を使って対応してきたのですが・・・



 ところがその回数券さえ、廃止に向かうところが多くなっています。
 偽造という意味では、ハイウエイカードと条件は同じです。偽造対策として廃止してしまえ、という考えがあるのならこれも同じです。



 遅れていたオートバイのETC、今試行運用されています。ETCの初期に自動車でも長く試験走行していたものです。
 今のゲートシステムには若干の不安が無くもない。人的ミスがほとんどではあるものの、ETCを認識せずにゲートが開かずに車が突っ込む事故は多発しています。4輪車の場合はぶつかって終わり、ですが、2輪車は転倒などの大事故になる危険がある。通過が前提である以上、走行時より減速はしているものの通過する瞬間はどちらかと言えば加速体制に入る。ブレーキをかけながら突っ込むのとは訳が違いますね。ETCは料金所で一時停止するものではありません。「20km/h以下で通過せよ」となっています。20kmでもぶつかれば、バイクはどうなるでしょうか?

 ETCが始まった場合、通勤や仕事で高速道路を使うライダーには便利になると思います。その点は速く導入して欲しいものです。仕事に使う場合、ハイウエイカードの廃止は大きな痛手になるわけですから、来春までに採用して欲しいものです。
 じゃああなたはこれを取り付けますか?と聞かれれば・・・ノー、でしょうね。プライベートユース、年に多くて10回程度の走行では、付けるまでもない。ただ小銭ジャラジャラ出すのは面倒くさく、スムーズに事が運べるハイウエイカードが便利だったのですがねえ・・・

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