File51 実践・カーレスキュー
冬が長いってのは良くなくてですね・・・しつこい?
林道を走っているときから少しおかしかったのです。いや、家を出るときからやたら長くなったクラッチストロークが気にはなっていたのです。
バイク屋でクラッチフルード(油圧クラッチです)を交換してもらい、一時は問題ないと思っていましたが、そのごどんどん悪くなる。これはまずいかと、クラッチを使わなくても良い高速道路に乗りました。
遅い車に引っかかり、追い越そうとクラッチを握ったその時。
完全にレバーが握り切れてしまったことでダメであることがわかりました。
アクセルを開閉してみると車体は反応します。クラッチ自体は大丈夫です。アクチュエータが壊れたのだと予測します。
こうなった場合、止まってしまうと再走行は出来ません。そこで、最寄りの出口まではノンストップで走りきります。
インターチェンジではタイミングを合わせてノンクラッチでシフトダウンし、最後はキルスイッチで止めました。
なにぶん大きな車体です。押して帰るには重すぎます。トランスポーターを持っていませんので、トラックをレンタルする必要がありますが、だいたいからこんな大きな車体を積み込むことが大変です。
通販で遠くから取り寄せた車体であり、特殊すぎて取り扱ってくれる店もありませんから一般のバイク屋とのおつきあいがありません・・・
そこで、アレの出番です。
以前紹介しました、オートバックスのカーレスキュー70を使ってみることにしました。
フリーダイヤルは携帯電話からでOK。場所は高速道路の料金所ですから簡単にわかります。
電話の応対に出た女性が的確に状況を聞きます。対応は丁寧で迅速です。
状態はわかっていたのでバイクのピックアップを御願いしました。現場で修理することはほぼ不可能ですから。
バイクを搬送できる車両を持つ契約業者を探してくれました。車両の大きさも確認して大型車の手配です。近所になかった様ですが、わりあい早く到着。
その間何度か連絡をいただき、円滑に情報が伝わります。
ユニック車に積まれたバイクを、5kmほど離れた我が家まで搬送してもらいました。
これがその作業票です。
「カジバ」がうまく聞き取れなかったのはご愛敬です。
料金ですが、10km以内の搬送は会員の場合無料です。
この作業票はカーレスキュー本部へ業者が請求するもので金額が入っていますが、会員サービスの範囲ですべて済んでいるので、会員への請求はありません。10kmを越える場合は有料になります。
まだアンケート送ってませんが、全て「大変良い」として良いと思っています。大変助かりました。
4月1日からJAFでも二輪のサービスが始まりました。
今後はその場その場で条件に合わせて選ぶことも出来ます。
車の出張サービスでJAFを呼んだことがありますが、比較すると今回のカーレスキューの対応は大変素晴らしいものでした。
入っていて良かった、そう思ったものです。
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