BigBird−Meeting
BigBirdミーティングなる催しが開催されている。今年で第4回を数えた。
このミーティング、大型オフロードバイクを愛する人々が集まるもので、北は東北から南は関西に至るまで多くの参加者がある。
会場は、コマツ松田特殊車両試験場。大型産業重機の株式会社小松製作所の敷地。
ディシエンブレレースと同日に開催されており、レース用のコースを各自の大型オフロードバイクで走ることが出来るのです。
会場には多くの大型オフロードバイクが到着していました。最大派閥はアフリカツインでしょうか。
あまりソロの人は居なかったようで、グループで参加している感じですね。
受付で参加料を払います。キャンギャルもいます。
大型オフロードの勇、BMWとKTMが試乗車なども用意しており、なかなか盛況でした。
ディシエンブレが行われているコースを走るわけですが、ビッグオフにはタイトなコースは似合わないと言うことで、高速周回出来るコース取りがされていました。散水車も用意され、埃を抑えるべく水を撒きに行きます。
BigBirdのメインイベント、走行会が始まります。ほとんどのバイクがブロックタイヤを履き、フル装備での参加です。
私のエレファントもブロックタイヤですが、TKC80はかなりON寄り。アフリカツインなど21インチ車はMT21やT63が主流ですからちょっと不利でしょうか。
走行会はもちろん私も走りました。エレファントはほかにもう一台、さらにグランドキャニオンなんかも走っていますね。
先頭グループは速いだろうと思い、後ろの方に並んで走り出したのですが、後方になると周回遅れになるのでかえって走りにくくなります。午前中はおっかなびっくりなところもあり、また前半は気合いが入りすぎて転倒するひとが多かったために思い切って走れなかったのですが、せっかく来たのだから、速さはどうでも良いから楽しもうと、とにかく上りでアクセル開けていくことに徹しました。もうまっすぐ走らないほどにテールスライドしながらでしたが、これで少しこのバイクの特性も判ってきました。
午後にももう一回走行会がありますが、午後は先頭グループに並びました。2列目スタートです。
今回は行けるところまで行こうと飛ばしました。裏のストレートではほぼ全開で120km/hを記録。このぐらい出ていればそうは抜かれません。下りは無理をしなかったのですが、上りでは抜けるところまで行けました。午後は5週だけに決めていたのでそこでコースアウトしましたが、その時点でも3台ぐらいだったかな?前に行かせたのは。結構楽しめました。
時間が経つに従ってこのように埃がモウモウと・・・もうこうなってくると相当な好き者だけが走っている状態ですね。
こうしてみると、大型車に乗っている人ってだいたい好き者なんでしょうね。
ただぐるぐるとコースを回るだけのためにいろんなところから集まってくる。今回はレースではありませんから順位は付きません。好きに走るだけです。
日本のオフロード文化は、林道走行だと思います。「林道」という存在が日本特有のものらしいですから。林道はほとんどが狭くて大型車には向いているとは言えませんから、生き残ったのは小回りの利く小型車ばかりになってしまいました。
でも、大型車は楽しいです。速さでは小型車にはかなわないでしょうが、楽しさは速さとイコールではない、と思います。
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