File50 携帯が進化したことで
今、ほとんどの人は携帯電話を持っていると思います。通話装置であるとともに、情報端末であるというのがいまの携帯電話です。
携帯電話のデメリットももちろん判りますが、それだから持たない、というのは逆に勿体ないですね。
一時に比べて、大きくなってしまった嫌いがあります。とくに前モデルがP504などだった場合、今の506is系は倍近い厚みがありますからちょっと胸ポケットに入れて、というにはちょっと邪魔ですね。
もちろん今の携帯にはweb機能が当たり前のように付いています。BBS書き込みなども問題なく出来ますが、パスワードなど記入漏れしているとせっかく書いたデータが消えるのが携帯の泣きどころ。しかし変換機能が予測変換候補になっていたり、進化は著しい。
携帯でwebが使えるのは、情報収集に便利というところ。交通情報、天気予報などなど何でも知ることが出来る。PDCのカバーするエリアは広く、山の中でも結構通信可能なものです。
しかし、最近の携帯はカメラ機能が充実してきているのがもっとも使えるところか、と。
この携帯の場合、画面がひっくり返せます。その状態で折りたたむと、横型のカメラになるわけです。200万画素のデジカメそのもの。
しかもこのカメラはオートフォーカスになっており、ピントが合ってからシャッターが切れる様になっています。このあたりは下手なデジカメを大きくリードしている感じですね。縦位置は通常の携帯スタイルで、横位置はこういうスタイルで行けるのが大変便利。
携帯にカメラが付いていることで、実は一番便利になったのは仕事なんですが・・・
マクロ撮影もできるので会社にデジカメを持って行かなくても良くなりました。
なにより、携帯は充電に困らないというのが一番のメリットです。携帯の充電器はどこでも手に入る。乾電池のアダプタもある。手回し発電のものもあったような・・・
小さく軽く画質も十分行ける。もうデジカメは必要なくなるのでしょうか。
差が出るのは光量の少ないときですね。左がSH506ic、右がデジカメのNikonCP880です。夜景モードなんてものがあり、夜景を撮ることが可能なのは評価に値しますが、同じ状況でデジタルカメラは表現力が段違い。
フラッシュも携帯にはありませんが、小さなライトは付いていますから、近いところならピントを合わすことが出来ます。
miniSDカードが使えるのでデータの転送は簡単。カメラ画像は直接SDカードに保存されるので手間は掛かりません。
miniSDカードも256MBが簡単に手に入りますが、おまけで付いてきた16MBでも容量に不満はないのでそのまま。このあたり、デジカメはどんどん大容量のものが欲しくなってくるのですが、携帯は転送したらすぐに消してしまうのでこれで十分。
携帯だけでレタッチまでできてしまうんですね〜
しかしこんな小さい画面ではどうにも大変です。素直にパソコンでやりますけど。
さて、何でここで携帯電話など取り上げたかと言いますとですね。
今月号、そのほとんどがこの携帯で写真を撮っているのです。トップ、インプレは全てが携帯です。ほとんどデジカメとレベルが変わらなくなりました。
特にあかるい場所での撮影であればもうデジカメは必要ない!といえるほどになってきたと思いますね。
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