第28回 国道339号線
本州の再北端、竜飛へ行くその国道は弘前の少し北、藤崎から始まった。
南の方はネタにもなりにくいので適当にはしょります。
まあこんな風で、津軽堪能ラインと著名な地図にはありますが、堪能できるのは真冬の地吹雪かと・・・
この地域の出としては太宰治があげられますが、五所川原といえば吉幾三もいます。「いくぞうハウス」なる店があったり「ビジネスホテル太宰」とか・・・どうも泊まりたくない名前ですが。
沿線の十三湖は蜆で有名で、道路脇のパーキングから蜆取りができます。入漁料300円を払って入るわけですが、ほとんど漁というよりは水遊びです。水はにごっていますので泳ぐにはあれでしょうか。
というよりも、ここは遠浅なので泳げません。はるか彼方に人が立ってますが、腰まであるぐらいでしょうか。
しじみラーメンもいただきましょう。味はしじみスープ、具はしじみです・・・て、そのまんまです。話のネタ程度ですかな。
さて、岬が近づいてきました。
しかしこの道は海岸線に近いところばかりを走っているわけではなく、結構山岳道路です。
最後の峠区間は実に楽しいワインディングロードになっています。展望もよく天気の良い日には大変すがすがしい道です。
そして、龍飛岬です。
国道はここで折り返しますが・・・
ここからがこの国道のハイライトです。
さて、これはなんでしょう?
そう、ここがかの有名な「階段国道」です。
362段あるそうですが、「酷道一直線」としては行かなければなりません。
どうみても車を通せる道にしようという意気込みが全くない素敵な国道ですね。遊歩道そのものです。
通行記念のスタンプなどもあったりします。
お、なかなか良いS字が・・・とか。
お、この下りは展望が開けて・・・とか。
しかしここは階段国道。後半はこうした民家の軒先を通ります。
そしてついに階段区間を完走しました。
・・・下ったら上らなきゃいけませんが・・・
そこまでバイクで移動します。ここから再び通常の国道です。
国道の北面は完全に海をトレースします。
そして、三厩で終了。ここからはフェリーが出ることもあるようですが、いまはどうでしょうか?以前は夏の季節は走っていたような気もしますが。
ここからは国道280号線になりますが、こっちはネタになりにくいので・・・
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