バックオフ誌 林道ネットワーク 中部編にて
2001年になりますか、BACKtoOFFroadでは岐阜県上石津周辺の林道を使って「林道探索倶楽部」を掲載しましたが、そのルートは掲載期間中に閉鎖されてしまっていました。
その上石津、今ではありとあらゆる林道に通行禁止の表示やゲートがあります。
今月、バックオフ誌で紹介されたとき、自分の知らない林道があるのか、と訪ねてみましたが、やはり同じ状態で、ゲートによって阻まれたりする状況にありました。
すでに現時点でバックオフのwebページにゲート内になってしまった解答が掲載され、侵入しないように表示されています。
道になにか木の皮のようなものが落ちていました。
だけどよく見ると、何か違います。
ひっくり返してみると・・・
なんとそれは猪の皮!
そう、この地域は猟の盛んな地域でもあります。
このように猟禁止区域もあるのです。あるのですが、それは裏返すとそれ以外の地域では猟が行われているともとれます。
通行禁止で部外者の入るはずのないところでは、動くものは獲物と思われる場合があります。
山ではラジオなどで音を出しながら作業するのと同じように、目立つ服装で走るのも自衛手段でしょうか。
くれぐれもトラブルにはなりたくないものです。
林道は走るだけでなく、こうした植物などを見つける楽しみもあるんですけどね。
でも採ってくると、犯罪になる土地(私有地とか)もあるので、あくまで見るだけにとどめたい。
採ることが「盗ること」に繋がって、また入れなくなるということが多いですから・・・
写真 : 入江恭弘、河村 格
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