File21 ルーティングタンクポーチ

 長年、オフロードバイクやプラスチックタンクのバイクに乗っていると、タンクバッグが特殊なものになってしまいます。
 ですから突然普通のタンクを持った車両に乗ることになっても、具合の良いバッグを持っていなかったりします。

 そんなわけで、地図と少々の小物が入ればいい程度のバッグが手ごろな価格で無いかと思い探してみたところ、たどり着いたのがこれでした。
 ROUGH & ROADのルーティングタンクポーチ(品番:RR−5678)がそれです。価格は定価で6400円。タンクバッグとしては手ごろでしょうか。



 この製品、「タンクポーチ」と名乗っています。「バッグ」までいかないということでしょうか。
 TDMの場合はポジションがアップライトですからかなり大きなタンクバッグを付けても邪魔になりませんが、もろレーサーという車両だと、タンクを抱え込むようなポジションになっているのもがあり、そうした場合は大きなバッグは使えません。そこでこの手の小さなバッグがあります。



 タンクバッグを使う目的の一つが地図の収納。それも見えるように入れたいものです。
 このバッグは2通りの地図収納法がとれます。例によってツーリングマップル(昭文社)対応で、折り曲げて1ページを見えるように入れたり、見開きを入れて、ふたを開けて見るように収納する方法と。

 地図を入れるだけなら、地図専用のものもあります。
 ハンドルのブリッジに着けるものや、マグネットでタンクに貼り付けるものなど。



 それでも地図専用のものではなくタンクバッグを使用するのは、ここに何かしらの荷物を入れたいからです。
 モノが薄型ですから、中にはほとんど物が入りません。デジカメとかを入れたいのですが、大ぶりなモデルは入りませんせいぜいタオルが関の山。
 さらにレインコートがそのスペースを圧迫していますね。でもこれがないと構造上地図は濡れてしまうのです。

 コインポケットなどは用意されています。高速のチケットが横向きに入るサイズで不自由はありません。



 マグネット式で余分なものがないだけに小さくできたということもあるでしょう。ベルト式はどうしても一枚ベースが必要になりますから。(以前紹介した、マグネット式をベルトで固定するという方法はありますが)
 幅の広いTDMのタンクにはどうにも収まりが悪かったですが、スリムな車体なら良い感じになるのではないでしょうか。

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