泥や土煙の中を走ることの多いオフロードバイクにエアフィルターは必需品ですね。まあロード車でも普通に付いていますが。
乾式と呼ばれる、紙フィルターの車種もありますが一般的には湿式と呼ばれるスポンジフィルターにオイルを染みこませて使用するものが多いと思います。湿式の利点は汚れたら洗って使えると言うこと。
純正の湿式フィルターはスポンジです。エンジンオイルを塗布して染みこませる指示がされています。
エアフィルターは、吸気の前にあるものですから、汚れてくると吸気効率が落ちる。ということは、このスポンジの性能が結構吸気系には重要なポイントになっているわけですね。
そこで、純正置き換えのスポーツ系フィルターも販売されています。その代表と言えるのがTwinAir。
TwinAirの特徴は、2層のスポンジが使われていることです。メッシュが異なります。
実は、フサベルは純正がTwinAirです。今回はオフ系の用品店で購入。フサベルの場合は2個使用します。
純正がこれであるだけに比較が出来ないのですが・・・
長期間乗っている車両でこういう経験は無いでしょうか?
「洗浄液で洗ったらスポンジが熔けた」
私は2度あります。一度目は絶版車でしかもツーリング前夜であったため、仕方なく軍手(!)にオイルを染みこませて気休めのフィルターにしました。そして2回目。これは先日やってしまいました。
しかし、今回はフィルターがTwinAirであったため、風化していたのは外側の層だけでした。外層は完全に熔けて無くなりましたが、内層はそのまま残っていたのでしばらくこのまま使っていました。こうした状況に強いフィルターと言えるかも知れません。