File39 乗用ワゴンでトランポ

 読者の皆さんの中にはバイクを積んで遠くに行きたいな〜思った事は無いでしょうか?一度や二度あると思うんです

 が、専門店に行くと意外と高かったり、気に入る車種が少ないetc,色々あると思うんですよね。そこで乗用ワゴン車をトランスポーターにしてみませんか?バイクを載せても影響ありませんし乗り心地もGood!!

使用車種:H8年式 フォード フリーダオートフリートップ(中身はマツダボンゴフレンディー)2.5ディーゼルターボ

使用バイク:99‘KLX250

車種選択理由:新潟の友人に教えてもらってこんな車でも出来るんだな〜と思って購入を検討するようになり、対抗車種にステップワゴンと比較しました。購入にあたり車屋さんに条件を出しました。
   1)コミコミ70万円(税込み)
   2)最低5年は乗れる事(ディーゼル車を含む)
   3)なるべく程度が良い事                 以上
3点を満たす車はボンゴフレンディーしかなく人気車ゆえに高いステップワゴンは却下しました。

インプレッション:
 普段は通勤での使用がメインですが、普通に走ってる分にはガソリン車と遜色なく走れます。出足が少々鈍いだけで走り出せば、同クラスのワゴン車と変わりませんよ。基本的に8人乗りなので、バイク1台積んだところで走行に影響はありません!!
 燃費は8〜10km/満タンで500kmは走ります。

メリット:
 やっぱり財布にやさしいディーゼルエンジンルーフを上げれば寝室に早変わり、大人2人は寝る事が出来るしかもバイクを積んだままでこれは大きいメリット!!
 カーナビにDVD再生機能が付いてるので前日入りしても退屈知らず。

デメリット:
 少々出足がにぶ〜いディーゼルだからしょうがないね。
 最近のワゴン車に比べてデザインが古臭いな〜(笑)
 バイク積むときに結構気を使う、最近はそうでもないけど(爆)

作業上の注意:
 ルーフは完全に上げきること、その反対に閉め切る事、作業にも走行にも影響します。
 バイクのガソリンコックは必ずオフにする事。漏れたら大変臭いです。
 バイクの積み下ろしには十分気を付ける事。


 では、実際に積んでみましょう。



 まずは、ルーフを上げます。こんなときにオートフリートップって便利!
 ルーフを上げるのは、積み卸しの時に天井に当たるのを防ぐためです。



 リヤゲートを開けます。
 このときバイクの横に積んであるセカンドシートは邪魔なので降ろしましょう。

 バイクの固定はラッシングベルトですからワンタッチで簡単に外れますね。基本的にサイドスタンドに荷重をかけるようにフロアから左下に引いて固定するのですが、ハンドルが暴れないように、ルーフのグリップにもかけています。



 さて、降ろすのは路板が必要です。
 このとき路板から落ちないように、また路板が荷室から外れないように注意しましょう。

 一人でやると結構大変なんですけどね、降ろすのはまあなんとか。積むときは方向を定めて気合いとパワーで一気に乗せてしまいましょう。



 外してあったバックミラーを取り付ければ走れるようになります。



 この車はセカンドシートが簡単に外せるようになっていますからこういうことが出来ます。
 ボンゴフレンディーでも最近の年式はそうはいかないらしいです。オプションであるということですが、高くなるしねえ・・・



 4月から法改正で厳しくなりましたが、元来人を乗せる事を目的にしてる為セカンドシートは外しても携帯して下さいね。それと事故等無い様にしないと(あっては困るけど)保険が下りない事もありますのでバイク積んだらゆっくり走りましょうね。

 これからはとてもいい季節ですからバイクを積んで遠出して見ませんか?きっと楽しいバイクライフが送れるでしょう。
 大都市部のディーゼル規制もH8年式なら今年分の車検を1〜2ヵ月早く取り直す事で車検も後2回受ける事が出来るのでディーゼル車にあえて乗ると言う選択肢も検討されてはいかがですか、車両価格が思った以上に安く買えますよ!!その分あまった予算で社内の改造費などに当ててみてはいかがですか???

 今後は友人が2台積んで来るので(XR250,2台)これに挑戦したいですね。

文・写真 : 佐藤賢一

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