File39 高額ハイウエイカードの廃止

 国土交通省の発表によると、2003年2月末をもって3万円以上の高額ハイウエイカードの販売を終了すると言うこと。さらに2004年3月末で、それらのカードは使用できなくなると言うことです。

 これによって、報道メディアではライダーに不利益、と言った取り上げをしています。

 確かにそうかも知れない。ETCが使いにくいバイクでは、高額になるほど割引率の増すハイウエイカードが料金節約の有効な術であるわけですから。
 しかし、5万円のハイウエイカードを使うツーリングって・・・よほど遠くへ行くツーリング主体の人ぐらいでは?いかに高速道路大好きな私でも、昨年の高速道路料金は、バイクでは3万円を越えてはいませんでした。
 私自身は、2000円を超えると高速料金はクレジットカードで払っています。ハイウエイカードのように割引があるわけではありませんが、いちいち買うことを考えれば手間はないし。それに残高を気にすることはありませんから。ハイウエイカードを使うのは数百円程度の近距離利用の場合に限られます。これは車でも同様に。
 だから通常5000円のカードがあれば事足りるので、高額カードの廃止にさほど目くじらを立てていなかったのですが。

 思うに、高額カードが無くなって一番困るのは、会社として仕事で使う場合でしょう。この場合ETCを営業車にというのもなかなか出来ることではないでしょうし。それこそ長距離になるとかなり差が出てきますね。



 カードの隅にあるキラキラ光るホログラムのマークは、偽造防止のために付けられたもの。
 これは5000円以下のカードには今もついて居らず、10000円以上のものだけ。

 要はこうした偽造防止策をとっていながら、また大半のゲートが有人ゲートであって、係員と対面して使う状況にありながら、今回の高額カード廃止の理由に偽造云々を盛り込むのはどうしたものか。
 結局偽造どうのといったことはとってつけたモノであり、ETCを使わせたいだけのことでるのは明白。

 ETC使ってもスイスイとは料金所抜けられませんよ。空いてるときだけです。料金所が混んでいるとその手前から渋滞するんですよ。東名阪道など、一番最初にETC化された道の一つですが、あんなに両端の料金所が混んでいてはETCでも何十分も列ばなければならないのです。
 ただ、ETCは楽だとは思います。いつかは車には付けるでしょう。バイクには付けられるモデルが出ても付けないと思いますが。

 高額カードを廃止しても、セット販売でたとえば10000円を5枚買えば5000円のカードをおまけに付けてもらえれば、ほとんど同じ額(250円足りませんが)になるので、そういった販売方式を考えてもらえれば文句は言いませんけどね。その方が利用しやすいですし。

 ということで、BACKtoOFFroadからの提言。

 ハイウエイカードのセット販売割引を導入願いたい

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